2024(令和6年)5月9日
今朝は特に冷え込み最低気温は-1度でした。
桜は散り葉桜となり、田んぼには水が入り、大雪山は真っ白い雪が少しずつ剥がれ落ち、夏山に変身してゆくところです。
天気予報では「北海道上空には7日午後から寒気が流れ込み、8日にかけて道北や道東方面を中心に平地でも雪やみぞれとなった所がありました。今日正午までの24時間降雪量は、宗谷地方の稚内市沼川で3センチ、宗谷地方の中頓別、網走地方の佐呂間で1センチを観測しました。9日朝にかけての最低気温は、道央や道南方面、道東は3℃くらいの所が多く、道北やオホーツク海側は0℃前後の見込みです。特に内陸では旭川でマイナス1℃など、氷点下の所もありそうです。」と報じていました。
2024(令和6年)元旦
今年の元旦は昨年12月末に降った雪が多く、道路の角々に雪が小山のように積まれ、これからの車の運転が思いやられる。
ふと見上げると残月であった。
今朝はマイナス16度、けっこうしばれた。寒い元旦である。
シーズー犬「レオン」永眠
2023年(令和5年)1月15日、自宅で飼っていたシーズー犬(牝)が死んでしまいました。
この犬は2006年(平成18年)8月4日生まれです。
我が家の息子達もそれぞれ家を離れ、夫婦二人で、何となく心寂しい生活をしていました。
そんな頃、動物でも飼えば少しは心安らぐかと思い、犬を飼うことにしたのです。
早速、犬を沢山飼っている檀家さんに頼んでみることにしました。
大きな犬は扱いづらいし、あまり吠える犬もいやなので、シーズー犬の牝を探してもらいました。
そして2006年の秋、生後一月半のシーズー犬を我が家に迎えたのです。
中国ではシーズーは獅子狗とよばれ、獅子はライオンなので「レオン」と名付けました。
それから16年半の長い間、楽しく一緒に暮らしてきました。
最近は鼻がきかなく、両眼白内障で何も見えなくなり、オシメを当てたまま壁や物にぶつかることが多くなりましたが、それでも長年住み慣れた家なので、なんとかヨボヨボと歩いていました。
しかし寝ている時、時々ヒキツケを起こすようになり、余命幾ばくも無いことを悟ったのです。
亡くなった朝、「レオン」のためにお経を読んでいると自然と涙がこぼれ落ちていきました。
「レオン」と一緒に暮らせて我々は幸せだった。
「レオン」本当に有り難う。
東川寺 2023 令和5年 正月
今年の東川寺境内の雪の量は少し多い。
昨年末、北陸、北海道にかけて大雪となったが、この辺りは大雪とはならなかった。
しかし東川町は例年より少し雪が多く、車で運転すると交差点では除雪した雪が障害となって見通せないため、充分に左右を確認しないと危険である。
今年に干支は卯(兎)である。
年賀状に「ジャータカ」というお釈迦様の前世物語に出ている「兎と月」のことを書いた。
『森のカワウソと山犬と猿はそれぞれ老人に施しました。兎は老人に何も施す物が無いので、火の中に飛び入り自身を食べてもらおうとしました。しかし老人に化した帝釋天は火の中の兎を救い、その篤き志に感銘し月に兎を描きました。』 と。
風間湧大:得度式
令和3年10月31日、住職の孫、すなはち、長男(風間大玄)の長男(風間湧大)の得度式を厳修いたしました。
曹洞宗では満10歳から得度を受けることが出来ます。
昨年、湧大が10歳になりましたので、得度式を挙げようと思いましたが、コロナの感染予防のため一年延期し、本年度の開山忌法要に合わせておこないました。
拙僧は子供三人共、男の子でしたので皆得度させましたが、孫の得度をするとは考えてもいませんでした。
幸いに機が熟し、無事に得度式を挙げることが出来ました。
得度を受ける本人は緊張した面持ちでしたが、回りの親、祖父母も緊張するものです。
それでも小学5年の湧大は、何度も何度もお拝を繰り返し、少し白衣の裾が乱れたものの、立派に得度の儀式を務め上げました。
湧大は事前に頭髪は剃っていますが、頭の頂に10円玉ほどの髪の毛を残しておきます。
得度の師はこの頭髪をそり落とす時、得度者に確認します。
師は剃刀を擎げて「最後の一結いっけつこれを周羅しゆらという。ただ仏ほとけ一人いちにん、すなわち能くこれを断ず。我、今、除去じょきょす。汝ゆるすや否や。」と得度者に確認し、得度者は訊ねられた時「ゆるす」と答えるます。
この問答を三回度繰り返した後、周羅を剃り落とします。
この時、これを剃る者、これを見守る者、参詣の檀信徒、多くの人々が瞼を濡らしたのでした。
真っ白い雪に覆われていた大雪山旭岳連峰も雪が剥がれていくように、徐々に夏山に変わって行きます。
忙しい田植えも終りに近づき、植えたばかりの苗の田に山々が綺麗に映っていました。
雲が少しあるものの、今日は久し振りの快晴。
令和3年元旦
令和三年元旦の東川寺の夜の写真をアップしました。
昨年の暮れは年末に入り雪が多く、今は例年並みの降雪量となりました。
又、東川町の気温は下がり、1月1日の夜はマイナス19.2℃となり、明けて2日の朝はマイナス18.6℃となりました。
この日は全道的に寒く、北海道大樹町ではマイナス28.1℃となり、他の町でもマイナス20℃以下になった所が多かったのです。
北海道らしいと云えばそうなのですが、雪が多く、シバレル(凍れる)日が続けば日常の生活は非常に不便なのです。
令和2年11月12日
初冬三題
11月9日、10日、11日と雪が降り、東川寺境内も一時は真っ白な雪景色となった。
今年の大雪山旭岳連峰は晴天なのに雲で被われて見えないことが多かった。
今日は久し振りに綺麗な大雪山連峰を見ることが出来た。
その他、境内にある赤紅葉と雪の白さの対比が面白く写真に収めたのと、銀杏の落葉が真っ黄色に敷き詰められていたので写真一枚。
「久し振りに見る大雪山旭岳連峰」、「赤紅葉と雪」、「境内の銀杏の落葉」の初冬三題写真。
令和2年9月27日~29日
例年の通り、住職は本年も大本山永平寺御征忌に併せて開催された大本山永平寺御直末会総会に出席した。
さらに本年は9月28日、北海道美瑛町全休寺住職中村全享師、北海道月形町北漸寺住職鶴原憲秀師が焼香師を勤められた夫々の法要にも隨喜させて戴いた。
しかし本年は新型コロナウイルスの感染予防の為、大本山永平寺もその対応に苦慮されていたようである。
入口に「手水舎(ちょうずしゃ)」が出来たのも新型コロナウイルスの感染予防の一環であろう。
各焼香師は妙高台での展待であったが、我々は山内ではなく、門前に新たに出来た「柏樹關」に宿泊食事し、そこからお山に上った。
又、9月29日に大本山永平寺七十九世・福山諦法禅師が四大不調のため退董され、新たに大本山永平寺八十世として南澤道人副貫首が貫首となられ猊座に就かれた。
尚、大本山永平寺八十世南澤道人禅師の晋山式は明年4月2日に挙行される予定である。
令和2年1月22日、23日、24日 旅行
大本山永平寺年賀拝登
大本山永平寺御直末会の年賀拝登(1月13日)
昨年も永平寺に雪は有りませんでしたが、今年も全く雪が無く、気温も温かく小雨の中の永平寺でした。
本年(令和2年)の不老閣猊下の御染筆小屏風には次のように書かれていました。
「而今之山水 古佛道現成」
而今(にこん)の山水は古佛(こぶつ)の道現成(どうげんじょう)なり。
今、現前にある自然こそが、仏法心理の表れである。
この言葉は『正法眼藏山水経』の中にあります。
「而今の山水は、古佛の道現成なり。ともに法位に住して、究盡の功德を成ぜり。空劫已前の消息なるがゆゑに、而今の活計なり。朕兆未萌の自己なるがゆゑに、現成の透脱なり。山の諸功德高廣なるをもて、乘雲の道德かならず山より通達す、順風の妙功さだめて山より透脱するなり。」
令和元年11月7日
昨日朝、初雪となり、今日午後3時には本格的に雪となりました。
初雪は例年よりは遅いほうです。
令和元年9月25日~29日
例年の通り、住職は本年も大本山永平寺御征忌に併せて開催された大本山永平寺御直末会総会に出席致しました。
平成31年1月22日、23日、24日
今年も東川寺住職は大本山永平寺御直末寺院として、大本山永平寺へ年賀拝登に上りました。
今年正月の永平寺は珍しく雪がありませんでした。
平成31年・年賀拝問の福山諦法不老閣猊下の御染筆小屏風仕立てには「競四運一景、視銖両一目。(四運を一景に競い、銖両を一目に視る。)」と書いてありました。
「典座教訓 」より
所謂、大心とは、其の心を大山にし、其の心を大海にす。
偏すること無く、黨とうすること無き心なり。
兩を提て、輕ろしと爲ざず、鈞きんを扛あげて、重しとすべからず。
春聲に引かれて、春澤に游ばず。
秋色を見ると雖も、更に秋心無し。
四運を一景に竸ひ、銖兩しゅりょうを一目いちもくに視る。
平成31年(2019)元旦
いつもの通りの平穏な東川寺の元旦です。
雪の中でも良く走ってくれる車(Toyota C-HR)を写真に納めました。