![ジャータカ絵本 しろいぞう 表紙](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=990x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/ib88c8f3dde2caa90/version/1700893516/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 1-2](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/i8a61397b49af5af4/version/1700893523/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 3-4](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/i2bced3cd79b57d8a/version/1700893530/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 5-6](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/i16e9858296a10154/version/1700893536/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 7-8](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/ie63331541dd69717/version/1700893543/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 9-10](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/i30eff170610b4fc2/version/1700893549/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 11-12](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/ied3cad5646c7b794/version/1700893555/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 13-14](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/i24c64620f21cf3e6/version/1700894483/image.jpg)
![ジャータカ絵本 しろいぞう 15-16](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s87ad251bec973692/image/if67fb2e40fa1f4a4/version/1700894531/image.jpg)
「しろいぞう」ジャータカえほん
出版 財団法人 鈴木学術財団
え 武井武雄
ぶん 友松あきみち
この絵本の裏表紙には次のように書かれています。
「しろいぞう」について
ジャータカの中でも、この「白い象」の話ほど、深く人の心をうつ物語はありません。
原名は「養母象本生物語」といいます。
これは、釈尊が、母を養っている僧侶の愛情について、そのたとえ話として、当時の人々に話された説話であると云われています。
今から二千余年も前のお話ですが、この絵本では、出来るだけ忠実に筋を追って、物語を再現することにつとめました。
お子さまにお与えになる時は、次の諸点に重きをおいてお話し下さるとよいでしょう。
1.母子の象の間にかよっている、いたわり合う気持
2.道にまよった男が持っている、よこしまな心の、はずかしいこと。
3.母をしたう白い象の愛情の深さ。
4.王にあらわれている、思いやりの気持。
これらのことを理解することによって、母子の象が再会する日の喜びは、子どもたちの心にも強く印象づけられることと思います。
それがやがては、生きとし生けるものに対するいつくしみの心となって、素直に発展していくでしょう。
物語によれば、王は象舎を贈ったその後も、「白い象」をかたどった石彫をつくって、永く尊敬をはらったということです。
また、その土地の住民も毎年集まって「象の祭り」を行ったと伝えられています。
友松あきみち
注意:この絵本のなかで「めくら」とありますが、今は差別用語として使われていません。