ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ

ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 表紙
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 表紙
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 1-2
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ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 3-4
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ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 5-6
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ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 7-8
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ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 9-10
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ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 13-14
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 13-14

ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 13-14
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 13-14
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 15-16
ジャータカ絵本:しかときつつきとかめ 15-16

 

「しかときつつきとかめ」ジャータカえほん

 出版 財団法人 鈴木学術財団
 え・ぶん 村山知義

この絵本の裏表紙には次のように書いてあります。

 「しかときつつきとかめ」について
みんなが力を合わせて困難を乗り越えるという物語では、この「ジャータカえほん」の第一集の8「だいくのいのしし」もその一冊です。
でも、「だいくのいのしし」と「しかときつつきとかめ」(南伝大蔵経第二〇六羚羊本生)との違いは、前者が一匹一匹ではほとんど力もないいのししたちが気をそろえて虎をやっつける物語であるのにくらべて、これは鹿ときつつきと亀がおのおの自分の特技を発揮して猟師のわなを逃れたお話というところにあるといえるでしょう。
いわば「たすけあい」の物語です。
この物語は、一読して誰にもすぐわかるように、何もむずかしい特別の内容はふくまれておりません。
しかしやはり、鹿もきつつきも、亀も命がけなのですから、おたがいの危難をすくうために自分のできるかぎるの努力と生命をかけての活動は、並大抵のことではありません。
そして、それぞれが一体となって、その特性と機智を存分に働かすことによって大敵にうち勝つことができたのです。
生命を尊重し、生命を守り、救うということは、いずれの宗教にも共通した最も重要なことであり、また人道的なことでもあります。
この物語は、それをやさしく説いていると思います。