ジャータカ絵本:さるのはし

ジャータカ絵本:さるのはし
ジャータカ絵本:さるのはし
ジャータカ絵本:さるのはし1-2
ジャータカ絵本:さるのはし1-2
ジャータカ絵本:さるのはし3-4
ジャータカ絵本:さるのはし3-4

ジャータカ絵本:さるのはし5-6
ジャータカ絵本:さるのはし5-6
ジャータカ絵本:さるのはし7-8
ジャータカ絵本:さるのはし7-8

ジャータカ絵本:さるのはし9-10
ジャータカ絵本:さるのはし9-10
ジャータカ絵本:さるのはし11-12
ジャータカ絵本:さるのはし11-12

ジャータカ絵本:さるのはし13-14
ジャータカ絵本:さるのはし13-14
ジャータカ絵本:さるのはし15-16
ジャータカ絵本:さるのはし15-16

 

「さるのはし」ジャータカえほん

 かげえ 藤城清治
 ぶん 内山憲

この絵本の裏表紙には次のように書かれています。

「さるのはし」について

猿のもっている特別な習性や愛きょうのある顔が珍しがられ、喜ばれたのでしょうか、昔から猿の物語はたくさん伝えられてきました。
その中で、ジャータカの「さるのはし」(南伝大蔵経第407大猿本生話)は、今から2200年ほど前のできた、インドの寺院や石塔に浮彫りにされているほどですから、発生はごく古く、もっとも感動の深いお話しの一つです。
もとの話では、おいしいマンゴーの実の魅力が大きな災(わざわ)いをまき起こして、猿たちの身を滅ぼすもととなるかもしれないと暗示されています。
ところが、厳重な警(いまし)めにもかかわらず、見落された一つがとうとう王様の手に入ってしまい、これがやがて、母猿の身を危うくするというところまで追いつめられていきます。
このことから、マンゴーの実が象徴する、人生の陥りやすい誘惑・危険と、母猿の愛があらわしている、それを更に越えて大きく差しのばされる、救いのきわまった相(すがた)とが汲みとられることと思います。
「しろいぞう」や「つきのうさぎ」などと同じように、深く私たちの胸をうち、大きくなってからもいつまでも心によみがえってくる物語となることでしょう。