剣淵町・絵本の館
北海道上川郡剣淵町緑町に「絵本の館(やかた)」がある。
剣淵町は絵本による街づくりをしようと「絵本の里」として取り組んで町である。
その拠点となるのが、この「絵本の館」である。
今ではこの「絵本の館」に約4万5千冊の絵本が収蔵されているらしい。
毎年、様々な絵本の中から「絵本の里大賞」を選定している。
平成3年より始めた「けんぶち絵本の里大賞」であるが、本年10月3日に第26回けんぶち絵本の里大賞として『もうぬげない』(ヨシタケ シンスケ:作、ブロンズ新社:発行)を撰出し表彰した。
その他本年は、びばからす賞として『もりのやきゅうちーむ ふぁいたーず』 、『はなちゃんのみそ汁』 、『ママがおばけになっちゃった!』 、またアルパカ賞として『おばあさんの しんぶん』を撰出表彰している。
この撰出方法は来館者が、応募された絵本の中から自分の好きな絵本を選び投票して決めている。
さらに絵本原画も収集所蔵していて、絵本原画展、読み聞かせ、絵本づくり、親子教室など様々な活動を行っている。
「絵本の館」館内には、沢山の絵本が種類別に展示されていて、ここで読むことも出来るが、貸し出しも行っている。
自然の光も入る明るい楕円型の館内には「えほんのへや」を始め、木の砂場の「たまごのへや」や、喫茶「らくがき」などがあり、気軽に立ち寄ることが出来る。
この「絵本の館」を訪れた時、入口がバリアフリーとなっている為、私はうっかり土足で入ってしまった。
玄関の目立つ所に「土足禁止・スリッパに履き替えてください」との注意書きが欲しい。