大雪旭岳源水公園・水汲処
「大雪旭岳源水公園」の水汲み処は大雪山旭岳温泉方面の道道1160から約300mほど、「忠別ダム」寄りの所にある。
「忠別ダム」の「忠別湖」の上流付近にあたる。
忠別ダム方面への町道(一部道道1116)から行ったほうが近い。
車でその水汲み処の駐車場まで行くことが出来る。
さらに誰でもこの「大雪旭岳源水」を汲み、持ち帰ることが出来る。
本来はこの「大雪旭岳源水公園」の場所を整備したり、管理人を付けたり、色々と経費がかかるので、「協力金」をお願いしているのだが、誰もこの「協力金箱」にお金を入れない。
無料で沢山のポリタンクに水を汲んで、ライトバンや小型トラックで運び持ち帰る人が後を断たない。
私がこの「大雪旭岳源水公園」の水汲み処へ行った時も、大量の水を二人で汲み、車で積んで帰った人がいた。
そんな人達は水場のすぐ近くまで車を横付けして、沢山のポリタンクに水を入れるので、なかなか一般の人は水を汲みづらいのである。
どこにでもマナーを守らない非常識な人はいるものである。
この「大雪旭岳源水」の案内板には次のように書かれていた。
「大雪旭岳源水」は大雪山の自然が創りあげた銘水。
「ひがしかわ町」は、良質で美味しい地下水に恵まれ、上水道が無い町です。
その中でも「大雪旭岳源水」はミネラルが豊富でバランス良く含まれ、水温も約7度と通年を通して一定に保ち、日々こんこんと湧き出ています。
(湧出量1分間に約4,600ℓ)
取水は豪快に湧き出る源泉(木道の約300m先)と源泉から誘引している源水岩(駐車場)でくみ取る事が出来、いずれも大雪山「旭岳」の雪解け水が大自然の天然フィルターを長い年月をかけて浸透した、神秘の水がはじめて湧き出る場所です。
又、「大雪旭岳源水・お願い」として
北海道の屋根、大雪山連峰「旭岳」の自然が創りあげたこの清水を、いつまでも皆様にご使用いただくために協力金のお願いを申し上げます。
この協力金は、大雪旭岳源水の維持管理費の一部として使用いたします。
と書かれているが、先程も書いた通り、皆、これを無視して箱に協力金を入れる人などいない。
「平成の名水百選」認定書
名水の名称 大雪旭岳源水
所在地 北海道上川郡東川町
右は水環境の保全状況が極めて優良であるためここに「「平成の名水百選」の一つとして認定します。
平成二十年六月二十五日
環境大臣 鴫下一郎
との「認定書」も看板に印刷されていた。