金沢お菓子二題
金沢銘菓と呼ばれるお菓子は沢山ある。
金沢でお菓子のお土産を買うのに、目移りするほど様々な金沢銘菓がある。
その中から二点選らび掲載する。
YUKIZURI
金沢市兼六園の冬の風物詩「雪吊り」をイメージした「YUKIZURI」。
冬、木々の枝が雪の重さで折れないように縄で枝を吊り上げ保護する放射線状の「雪吊り」は美しく有名です。
◆YUKIZURI 梅
石川県を代表する「兼六園の雪吊り」。
このすばらしい兼六園の雪吊りを何とか石川県を代表する菓子に出来ないかとパティシエ辻口博啓が考えて、この「YUKIZURI」を造り出した。
「雪吊りをイメージし前田家の梅鉢紋から能登の梅・卵・塩・米をふんだんに使い、フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントに焼き上げました。縄に積もった雪に見立てたシュガーの中に、ほのかに香る梅の味をお楽しみ下さい。」と栞には書いてあった。
少し甘酸っぱく、サクサクとして美味しい。
◆YUKIZURI ルビーロマン
「石川県の塩、卵、米粉と石川生まれのオリジナルぶどう新品種ルビーロマンを使い、期間限定の『YUKIZURIルビーロマン』ができました。お口いっぱいに広がる甘さとさわやかな酸味をお楽しみください。パティシエ辻口博啓」と栞にはあった。
「ルビーロマン」は石川県最高峰の赤い大粒のブドウである
平成7年より石川県農業総合研究センターが品種改良に努め、平成20年にようやく市場に出すことが出来た葡萄。
大きさは葡萄「巨峰」の2倍くらいで、ゴルフボールほどもある。
今年7月の初競りで1房110万円の値段がついた葡萄の最高級品。
通常は一房15.000円~50,000円位。
まるで宝石のルビーのような鮮やかな赤い色の大きな葡萄が、この「YUKIZURIルビーロマン」に使われている。
◆ まめや 金澤萬久
まめや金澤萬久の、この豆の形の紙箱パッケージが面白い。
「うさぎ」と「パンダ」の紙箱パッケージの外にも色々とある。
絵柄は、九谷の奥様方の手描きらしい。
箱の中の豆も厳選された豆を使用している。
有機大豆「金沢大豆」、能登大納言小豆、能登の黒豆などを甘納豆やみたらし豆にして、美味しく仕上げている。