苫小牧市・中央院大法要

苫小牧市・中央院法堂
苫小牧市・中央院法堂
苫小牧市・中央院大本堂
苫小牧市・中央院大本堂

 

苫小牧市中央院大法要

 

平成二十八年九月九日・十日の両日、苫小牧市中央院にて大法要が営まれ、随喜させて戴いた。

中央院の御本寺中央寺御住職・南澤道人(大本山永平寺副貫首)老師を特請し、「六世二十七回忌・七世退董式・八世晋山結制大法要」と名を打たれた大法要には随喜寺院およそ百五十名という盛大なもので、それぞれの法要が次々と厳かに営まれた。

 

【中央院:略沿革】

苫小牧市の中央院は道内でも屈指の名刹である。

中央院は明治12年、札幌中央寺の第二説教所として開創し、中央寺二世を開山に勧請して明治17年に寺号公称した。明治末期の苫小牧は王子製紙の創業で活気を呈していて、大正に入り高橋久太郎氏が一町五反の土地を寄進した。大正9年に四世住職は本堂を再建し、昭和20年に六世住職荒澤哲翁師は位牌堂を新築し大授戒会を厳修した。昭和33年には格地寺院となり山門を建立し納骨堂を新改築した。昭和59年に会館・庫裡を新築した。現大本堂は平成11年に建立された。

七世住職・荒澤義範師は曹洞宗宗議会議員をして長く活躍され、さらに駒澤大学附属苫小牧高等学校の野球部、 アイスホッケー部などに積極的に援助されてきた。

八世住職には荒澤道範師が就任し現在に到る。

 

この上は、東堂になられた七世荒澤義範老師の法臘延長と、新命八世住職・荒澤道範師の今後益々の御活躍を御祈念申し上げます。

 

苫小牧市中央院大法要-1
苫小牧市中央院大法要-1
苫小牧市中央院大法要-2
苫小牧市中央院大法要-2